

*雑誌「MONOQLO」
2022年8月号掲載
パーフェクトウォッシュ
シャンプー
2,178円 (税込)
350ml
しがない私立探偵・テツは、
日々の小さな依頼をこなすだけの日々を送っていた。
だがある日、彼のもとに差出人不明の
手紙と共に謎の子どもが現れる。
子どもの護衛を引き受けることになったテツは、
朔千夜、志門と共に手紙の目的地を目指すことに。
しかし、謎の数字「17」に導かれるように行く先々で
不穏な出来事に巻き込まれる。
数字「17」が示す深い秘密。
そしてその先に待ち受ける運命とは…。
とある男を探すために、
テツを巻き込む計画を立てた朔千夜。
ところが、テツと共に
トレインジャックに巻き込まれる羽目に。
この局面を乗り切るためのプランAを実行するため、
朔千夜とテツはアイコンタクトをとる。
赤い車の中、
一本の電話で目覚める男(TETSU)。
プレゼントだけを置いて去ってしまった彼女は
今朝もこの部屋にいない。
エントロピー増大で
崩れ落ちてしまいそうだから
理性に縋(すが)るように
一人でいたってことか?
誰も教えてはくれない
真逆だ、遮断された言葉は
解体されゆく記号
ホットドッグにマヨネーズ
負けず嫌いに食われろ
俺たちとのカオスだけが
程よい重力なのよ
わかるのかな?
持て余す時間を
重力で整える
弾くシールドとノイズ
着替えても洗っても
守れなかった約束だけが
いつまでもポケットに残っている
気がするんだよ
Ah 無意識は遅れて響く旋律
その残響とセッションしてみようか?
ずっと残ってるのは
罪悪感じゃないね
そこで途絶えてしまった、
未来はどこなんだろう
あのあとどうなってたかな?
めくり損ねたページは
忘れないで/忘れさせて
ブラックコーヒーにアイスクリーム
混ざらないままでいさせて
偏ってるフェーズで
俺たちは繋がってた
コントロールは
したくないね
揺らぎを産んだ
アンビバレンス
理解されないままがいい
眠るクローズド・アーカイヴ
2011年設立のアニメーションスタジオ。テレビアニメ中心に、映画、CM、Webムービー等、ジャンルにとらわれない様々な映像作品の企画・制作を行っている。
自社で権利を保有するIPの窓口権を運用し、国内外でのライツ事業も展開。
代表作は、『呪術廻戦』『「進撃の巨人」 The Final Season』『チェンソーマン』ほか。
「MARO17」CM第3弾では、“映画のトレーラー”をモチーフに制作しました。 テツ、朔千夜、志門という個性豊かな3人のキャラクターが持つ世界観や魅力を、短い映像の中に凝縮しています。まるで一本の映画を観ているかのような気持ちで、それぞれの関係性や物語を想像しながら楽しんでいただけたら嬉しいです。
https://www.mappa.co.jp/
ジャマイカ生まれのスカという音楽をベースに、あらゆるジャンルの音楽を独自の解釈で飲み込み、自ら奏でるサウンドは"トーキョースカ"と称してオリジナルのスタイルを築き上げた日本が世界に誇る9人組スカバンド。
1989年のデビュー以降、インストゥルメンタルバンドとしての確固たる地位を築くなか、2001年からはメンバーによる作曲、谷中敦(Baritone
sax)による作詞でゲストボーカルを迎え入れる”歌モノ”に挑戦。さらに、国内に留まることなく世界32ヵ国での公演を果たし、世界最大級の音楽フェスにも多数出演。
2021年には「東京2020オリンピック競技大会」の閉会式でライブパフォーマンスを披露。バンドのテーマである“NO
BORDER”を掲げ、音楽シーンの最前線を走り続けながらトーキョースカの楽園を広げ続けている。
そして、デビュー35周年イヤーである2024年11月16日には阪神甲子園球場で初のスタジアムライブを開催し、大成功を収めた。2025年3月18日にはベストアルバム『NO
BORDER HITS 2025→2001
~ベスト・オブ・東京スカパラダイスオーケストラ~』を発売。
さらに、デビュー36周年目にして史上初の47都道府県 HALL TOUR「47」を開催中。5月31日の神奈川公演を皮切りに来年年2月28日の沖縄公演まで走り続ける。
今回TKさんとVS.シリーズでコラボレーション出来たことは、今後時間が経てば経つほど自分たちにとってより一層大きな意味を持つようになると思います。
実は楽曲を作り出す前は想像もつきませんでした。だからこそ、わくわくしました。
TKさんの単純には他と混ざり合わないような孤高の才能が、彼の人柄の素晴らしさで次々と我々の音楽に混ざりあっていく様子は感動でした。本当に感謝ばかりです。ありがとうございます!
(『クローズド・アーカイヴ』歌詞について)
エントロピーとは、ばらけていくこと。
それはやがて砂漠の砂のように意識までもが均等に散らばってゆくことだと捉えるところから、歌詞を書き始めました。そして、MARO17のCMの中でMAPPAさんが作り上げた魅力溢れる登場人物たちを思い描きながら書き進めました。
バラバラと散らばって薄まってしまうような日常を、遮断して孤独になろうとすると逆にエントロピーは増大します。実は周りの友人たちが作り出すカオスこそが、揺らぎとなり明日への秩序となるのです。友情とは無重力で解体され宇宙に散らばってしまう孤独を食い止める重力なんです。
かつてこの世界に生命を生み出したのは偏りや揺らぎでした。だからこそ風化していく価値観に抗うこと──その行為こそが、「生きること」の本質的な意味なんだと思います。
偏った思考やアンビバレントな揺らぎ、そして分析を拒む混沌とした美。
そうした不安定なものたちが、私たち人間同士を必死に繋ぎとめ新たな秩序を産み出してきたのです。
かつて世間に理解されなかった偏った価値観に共鳴しあった若者たちこそが時代のうねりを変えてきました。そして、これからもそうであるべきだと思います。
それぞれの世代が、世界との繋がりを拒むかのように育んだ言うなればその世代ごとの「クローズド・アーカイヴ」。自分はそれこそが人類を形作ってきた宝だと信じています。
凛として時雨のボーカル&ギター。
同バンドにおいて全作曲、作詞、 エンジニアを担当し、鋭く独創的な視点で自らの音楽を表現する。
2011年に TK from 凛として時雨名義で、初めてのソロ作品となる『film Amoment』をリリース。スリーピースバンド
= 凛として時雨 の枠から自らを意識的に解き放ち、激しさとともに美しく繊細さを感じさせる独特のサウンドアプローチは、ジャンルを超越したTKだけの特別な音楽を生み出している。
2014年リリースのシングル「unravel」は、アニメ「東京喰種トーキョーグール」の
OP主題歌として、大ヒットを記録。Spotifyでは、累計3億回再生を突破している。
また、エンジニアリングを含めたサウンドプロデュースや楽曲提供も精力的に手がけ、多くのミュージシャンや才能に触れ、音楽の探求を続けている。
3歳で劇団ひまわりに入団し、子役としてテレビや舞台で活動を開始。以降、洋画吹き替えやアニメなど幅広いジャンルで声優として活動し、「東のエデン」でTVアニメ初主演を務め、「黒子のバスケ」「ハイキュー!!」など数々の話題作に出演。2012年には第6回声優アワード助演男優賞を受賞。声優・俳優として培った豊かな表現力と明るく親しみやすいキャラクターで、多くのファンを魅了し続けている。
初めてこの作品を見たのは、細谷さんのバースデーイベントのときでした。僕がこの上なく好きな、カメラの外側を想像させられる世界!いやとても想像しきれないからそれ以上か!
そんな素晴らしい映像の中に、とびきりのキャラクターたちととびきりの役者たちが物語を描いていました。しかもここに登場するアイテムは実在するんですよ!?僕もみんなも大好きな、作中に登場しキャラクターが愛用するアイテムを自分でも使って楽しめるというやつです。最高か??
第三弾では、僕が演じるシモンというキャラクターが登場し、更に物語が展開します。お手元のMARO17と共に、ぜひお楽しみください。
2001年に「私はケイトリン」の吹き替えで声優デビュー。以降、「DEATH NOTE」や「機動戦士ガンダム00」など話題作で主演を務める。歌手として2008年にシングル「Discovery」でキングレコードよりデビューを果たす。声優、俳優で培った豊かな表現力と類い稀な歌声を武器にバラエティに富んだ楽曲でファンを魅了し続けている。エンターテイメント性の高いパフォーマンスに定評があり、日本武道館やさいたまスーパーアリーナでの単独公演を次々と開催し成功を収めている。
前回に引き続き「朔千夜」役で「MARO17」のCMに参加させていただくことになりました。今回も映像のクオリティがすごすぎる! しかも映画のトレーラー風になっているので、この物語の真相が気になって仕方ありません! 新キャラ「志門」の豪快なキャラクター性も、新たなエッセンスとして作品を大きく盛り上げてくれています。良平くんとは、幼馴染なキャラクターの関係性が、僕らにとてもフィットしているので楽しく収録することができました! 大人なカッコ良さ満載のCMを、どうぞお楽しみに!
2025年4月より放送の「真・侍伝 YAIBA」に鬼丸猛役で出演中。
主な出演作は「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」オルガ・イツカ役、「進撃の巨人」ライナー・ブラウン役、「大雪海のカイナ」カイナ役、「TRIGUN STAMPEDE」ニコラス・D・ウルフウッド役、「この世界の片隅に」北條周作役、「ザ・フラッシュ」フラッシュ役、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」シャン・チー役など多数の人気作で主演・メインキャラクターを担当。
第8回(2014年)、第10回(2016年)声優アワード助演男優賞受賞。
2023年には舞台「ハーヴェイ」にてエルウッド役で初主演を務めるなど多岐に渡る分野で活動中。
テツの声を担当させて頂きました 細谷佳正です。
今回のCMは、映画の予告編のようにご覧いただく方々に「続きが気になる」「この物語の本編を観てみたい」と感じていただけるよう制作されたと伺っています。
その本編がどんな感じになるのか?
果たして本編はあるのか?
まだわかりませんが(笑)魅力的なキャラクター達のドラマを楽しんで頂けたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。